Konrad Bukowian
パートナー・弁護士/トランザクション・プラクティス/ジャパンデスク

コンラッドは長年にわたって、日本企業のポーランド進出プロジェクトをサポートしてきました。グリーンフィールド投資において事業形態の選択から会社の設立、土地の選定・交渉、公的支援の取得サポート、またM&Aを通じたブラウンフィールド投資においても多角的な視点でアドヴァイスを行っています。
コンラッドは、プロジェクトの開発および実行をサポートし、取引のあらゆる段階において法的サポートを提供しています。投資企業と買収対象企業との間で交渉を行い、企業法務、不動産関連、取引先との関係についても助言を行っています。それぞれの投資家のニーズに合わせたソリューションを構築し、法的文書の内容が現地の法規制や特性に準拠しているかを確認します。
これまでには、日本政府関連の投資機関向けに報告書を作成し、ポーランドの法務・ビジネス環境を分析した投資マニュアル執筆にも携わってきました。このような報告書では、投資チャンスとリスクの両面を明らかにしています。
弁護士活動の傍らで、コンラッドはプロのクラシック音楽家としても活動しています。現在、アルトゥール・ルービンシュタイン・ウッチ・フィルハーモニー管弦楽団のチェロ首席奏者を務めています。これまでには、シンフォニア・ヴァルソヴィア管弦楽団の副首席奏者や、マルク・ミンコフスキ率いるフランスのルーブル宮殿音楽隊「レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル」のリーダーの一人としても活動していました。モスクワのチャイコフスキー国際コンクールや、パリのロストロポーヴィチ国際チェロコンクールなど、権威ある音楽コンクールにも参加しています。
使用言語:日本語、英語、ドイツ語、ポーランド語
学歴:ウッチ大学法学部卒業。名古屋大学法学部にて日本民法の最新動向に関する夏期セミナーに参加。ウッチ大学経営学部にてMini MBA(経営学)を修了。ワルシャワ大学経営学部にて文化マネジメントのための大学院課程を修了。
また、ショパン音楽大学、スイス国家奨学生としてスイス・バーゼル市立音楽院の修士課程、ジュネーヴ音楽院の大学院課程を修了。
受賞歴:ポーランド文化功労者章(文化大臣表彰)。ウッチ県知事による文化功績賞。ダンチョフスキ国際チェロコンクール、ルトスワフスキ国際チェロコンクール、スイス・音楽家協会主催コンクール(シュヴァイツァー・トンクンストラーフェライン)などで入賞歴多数。